利用許諾契約書

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原著作者:【むじん書院】

活国城

山都活国城について。沔水に面して大石激という堰があった。ある邸宅(の主人)が(自分の邸宅を)水流によってぶち壊そうとした。その人には五人の娘があって、みな大金持ちだったので、金銭を出し合って堰を造り、その邸宅を守り抜いた。

また資産一万金を抱える狠子という人があって、若いころから父の言い付けを守らなかった。父は死を目前にしたとき、山上に埋葬してほしいのだが息子が聞いてくれまいと案じ、「我を埋葬するときはの下流の砂利の上にするように」と言った。狠子は「我は今まで言い付けを守ってこなかった。今度こそはこの言い付けを守るぞ」と言い、結局、資産を使いはたして石のを造り、その周りに土を盛って長さ数百歩の中洲を造ったのであった。元康年間(二九一~三〇〇)、水流のせいで壊れてしまった。いま冢の石は全部でに半分ほどと見え(?)、数百枚は水中に固まっている。狠子は前漢の時代の人で、住まいはその東方の五女激(大石激)にある。